このまさに、この瞬間結婚準備をしている編①
まあ、こうしたいなあ、と考えるのと、それを実際に行動に移せるかは大きな違い。行動派ではないと自認しているあなた!
その日、その日はある日突然やってくるのかもしれない。
いま思い起こすに、自分のケースでは、東京で年末ずっと彼女と過ごしていたことがひとつの発端となった。
彼女から、31日より正月三が日は帰省する予定と聞いていたが、見送るつもりが❤️つい勢いで❤️新幹線の自由席を購入。
急遽、彼女の実家である姫路に電話することとなった。親戚なども集まる一年に一度の正月だ。そこに見も知らぬオトコがくるなんて、常識/良識のあるひとだったらどう思うでしょう。
無計画なことスナフキンが如し。スナフキンだってテントくらいはもっていくさ。
しかも、あれは物語のなかだからカッコいいのであって、現実にそんなことやる奴は、この日本という世界でも有数の歴史文化を誇り、行事を大切にする国にあっては到底許されまい。
ちなみに向かうのご両親とは話したことはない。付き合っていることも知らないとのこと。え、付き合ってることくらい親に言いなよ、とかとか話しつつ、アタマは完全に別のことを考え始めている。
「大迷惑」「ごはん用意してないからスーパーでネギでも食べたら?」「寝床は馬屋でいいかしら」「このへん、最近クマがでて人が死んだんだっけ?かあさん」
一体、なにを言われるやら。
ひとり新幹線の自由席に立ちながら不安を募らせる。指定席の彼女が母親に伝えておくとのこと。
新幹線は3時間ほどで姫路に着いた。ここで土産と、自分のシャツやらジャケットを少しフォーマルにチェンジ。
彼女いわく、大丈夫よー、とのこと。
いや、大丈夫って便利なコトバですよね。
この極寒のなか、ネギ食って、馬屋で寝るのなら大丈夫なのか??
大丈夫の程度をおしえてくれい!!!
彼女の家はここから更にローカル線(いま調べたら播但線というらしい)に乗って二駅。
ローカル線はなんと手動でも開け閉めができる。
さて、降りてみると…。続